活動
2020年2月12日
第3回市民公開講演会「日本人の〈個性〉について考える―人類進化に基づく日本社会とは―」のご案内
この度の新型コロナウィルス感染症への対策として、
本講演会では動画ストリーミング配信を行いました。
動画は以下のURLよりご覧いただけます
https://www.youtube.com/watch?v=s6bCq2P14EU
動画概要のリンク先より、下記プログラムの内容をそれぞれご視聴いただけます。
- 開会挨拶
- 高岸先生ご講演
- 河田先生ご講演
- 質疑~閉会挨拶
開催日時:2020年3月15日(日) 14:00~16:00(開場13:30)
開催場所:山上会館・大会議室(東京大学本郷キャンパス)
講演者:
高岸 治人(玉川大学脳科学研究所・准教授)
河田 雅圭(東北大学大学院生命科学系研究科・教授)
司会:原 塑(東北大学大学院文学研究科・准教授)
スケジュール:
- 14:00
領域代表大隅典子からの挨拶、講演者の紹介 -
14:10~14:40
高岸治人「日本社会からみた日本人の心の性質」「日本人」と聞いて協調性が高いといったイメージを持つ人は多いと思います。本当に日本人は他の国の人々と比べて協調性が高いのでしょうか。人の心は社会へ適応するように形作られていると考えられています。本講演では、日本社会の特徴を示すとともに、日本社会へ適応した日本人の心の性質について社会心理学実験の結果から考察します。
- 休憩(質問紙回収)
-
14:50~15:20
河田雅圭「日本人の個性はどのように進化・維持されてきたのか?」ヒトの性格の違いの約半分は、遺伝子の違いによることが明らかになっています。これらの違いは、ヒトの進化の過程で生じ、維持されていると考えられます。日本人の性格は、進化の影響をうけ、他の国々の人たちと何が違って、何が同じなのでしょうか?ここでは、日本人の性格の特徴を遺伝子と進化という観点から考察したいと思います。
- 休憩(質問紙回収)
- 15:30
質疑応答 - 15:55
閉会挨拶
講演者:
- 高岸 治人(玉川大学脳科学研究所・准教授)
1978年生まれ、2011年北海道大学大学院文学研究科で博士を取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、玉川大学脳科学研究所助教をへて、2019年より玉川大学脳科学研究所准教授。人を対象とした社会心理学実験、および脳画像研究を通じて向社会的行動を支える心と脳の働きの解明に取り組んでいる。 - 河田 雅圭(東北大学大学院生命科学系研究科・教授)
1958年生まれ、1987年北海道大学農学研究科で博士を取得。静岡大教育学部などをへて、2001年より東北大学大学院生命科学研究科教授。グッピー、アノールトカゲなど様々な生物を対象に進化機構解明に取り組んできたが、近年、ゲノム配列を用いたヒトの進化研究にも着手。
お問合せ:原 塑 plastikfeld*gmail.com(「*」を「@」に変換してください)
参加費無料 (事前登録をお願いします)
参加申し込みを締め切りました。