活動
2020年6月4日
本領域の公募研究代表者 坂本 雅行 博士が、京都大学生命科学研究科 特定准教授に就任しました
4月1日より、京都大学生命科学研究科の先端バイオイメージング講座 光神経分子生理学分野に特定准教授(PI)として着任いたしました。本講座は2020年1月に発足した浜松ホトニクスとの産学連携講座で、新たな光科学技術を創出して生命現象の解明に応用することを目標としています。
私はこれまで、成体脳ニューロン新生を通じて高次脳機能実現のための回路メカニズムに興味を持ち研究を進めてきました。また、最近ではこれらを解き明かすために有効な活動イメージング技術やプローブの開発をおこなっています。新しい研究室でも、産学連携の利点を最大限に活かしつつ、新しいコンセプトの光科学技術やプローブの開発を進めたいと思います。また、長年挑戦したいと思いながらも実現できなかった、嗅覚依存的な行動の回路ロジックについても新たに研究したいと考えています。
コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、現在研究のメンバーは私だけで研究室の立ち上げをおこなっているところです。新メンバー(ポスドク・大学院生)も絶賛募集中です。「誰もやりたがらないことをやる」と「泥臭くやる」をモットーに、新技術の開発を目指して研究に邁進してまいります。皆さまの個性創発研究に貢献できるように頑張りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。