国際連携
本領域では、若手研究者の海外派遣、海外研究者を招聘してのセミナーやシンポジウムを開催しています。それら活動を通して、国際共同研究を促進します。
また、本領域では、マウスやラットなど齧歯類の音声コミュニケーションのデータを公開するためのデータシェアリングプラットフォーム(DSP)の運用を開始しました。記録された音源とそれに対するメタデータ(マウスの種類や飼育環境、実験条件など)を登録し、公開します。
このプラットフォームに登録されたデータは、理化学研究所のRIKEN META DATABASEとも自動連携します。さらに、このDSPで発行された各音声ファイルのURLを用いてフランスのパスツール研究所が提供するマウス超音波コミュニケーションのデータシェアリングプラットホーム・mouseTubeとリンクすることが可能です。
mouseTubeは、音声ファイルを保存するサーバの提供は行なっておらず、研究者自身で保存用のストレージを用意し、ダウンロード用のURLをmouseTubeに登録する必要があります。本領域のDSPに音声ファイルを保存しメタデータを登録すると、ダウンロード用のURLも発行されます。mouseTubeへのデータ登録自体は別途各研究者で行う必要がありますが、本DSPへの登録情報の一部は、mouseTubeに登録する際に必要な情報と一致しており、mouseTube登録に必要な情報だけをエクスポートすることが可能です。この情報を用いて、本DSPをサーバとして用いてmouseTubeでデータ公開をすることができます。
また、mouseTubeはマウスの音声コミュニケーションに限定されたプラットフォームですが、本領域のDSPはマウス以外にもラットなどの音声コミュニケーションのデータを公開して頂くことができます。
今後は、音声データ以外のデータに対するシェアリングプラットフォームも構築予定です(モーションキャプチャのデータなど)。
本DSPに関する解説サイトを作りましたので、そちらもご参照ください。
https://sites.google.com/view/vocalcommuj/data-share
このようなデータシェアは、実験の再現性の向上や、生命科学と情報科学の連携を加速させるために重要です。みなさまのデータの登録、活用をお待ちしています。
国際派遣のまとめ
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2020年1月30日コラム
国際連携活動報告:ウィーン訪問記
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2019年12月13日コラム
国際連携活動報告:German Cancer Research Center (DKFZ) 訪問記
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2018年12月14日コラム
国際連携活動報告:Max Planck Institute 訪問記
セミナー・シンポジウムのまとめ
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2018年8月28日イベント
第1回国際シンポジウム “Towards Understanding INDIVIDUALITY” 報告
開催日時:
2018年7月24日(火)~25日(水)
場所:京都大学芝蘭会館 -
2018年2月13日イベント
第1回国際シンポジウム「<個性>の理解へ向けて」開催のお知らせ
開催日時:
2018年7月24日(火)~25日(水)(国際シンポジウムは24日(火)~25日(水))
(領域関係研究者による領域会議は7月23日(月)~24日(火)を予定)
場所:京都大学芝蘭会館オーガナイザー:
今吉 格(京都大学)
中島欽一(九州大学)
大隅典子(東北大学) -
2017年11月2日イベント
2017年10月21-22日に第9回 光操作研究会@東北大学2017にて本領域支援シンポジウムが開催されました